私たちの健康に欠かせない水ですが、飲む以外にも「水中で運動する」ということが、体にとって大きなメリットとなります。
それらに関わっているのが、「浮力」「抵抗」「水圧」「水温」の4つです。
【浮力】
浮力により、水中での人間の体重は陸上よりも軽くなります。体重は陸上にいるときのなんと約10分の1! 50kgの人なら約5kgになります。水中で足踏みしたり、ジャンプしたりしても体への衝撃が少なく、膝や腰への負担も軽減できます。
【抵抗】
水の密度はなんと空気の800倍!水の抵抗が大きいため、水中では、抵抗(負荷)を利用した効率の良い運動が可能で、なんと、陸上の2/3の運動量で、同量のカロリーが消費できるのです。
【水圧】
水圧により血管が圧迫されて収縮し、血液の循環が良くなります。胸も適度に圧迫されるので呼吸が大きくなり、呼吸機能も向上。脚に水圧がかかることで、全身に送られた血液は楽に心臓に戻ってくることができ、その結果、血液や水分が溜まりやすい脚のむくみも解消してくれます。
【水温】
プールの水温は体温よりも低く設定されています。体には一定の体温を保とうとする働きがあるため、水に入った瞬間から、体は体温を維持しようとエネルギーを燃やし始めます。また、体温を上げようと、大きく動くことにより、カロリー消費も高まり代謝もアップ。
水が苦手な人や初心者の方はウォーキングから、楽しみながら、よりアクティブにしたいならアクアエクササイズがオススメです♪