水道水が飲めるのは、世界で15カ国!

日本人は長らく、水道水は飲めて当たり前のもの、「空気と水はタダ」だと思ってきたましたが、今や水は世界で最も価値のある資源であり、大きなビジネスの対象なのをご存じですか?
しかし、日本のように水道水が安全なもので、飲んでも問題のない国は本当に少ないのです。
世界には196ヵ国というたくさんの数の国がありますが、水道水を飲むことができ、かつその安全が保証されている国はわずか15ヵ国だと言われています。

フィンランド、スウェーデン、アイスランド、アイルランド、ドイツ、オーストリア、クロアチア、スロベニア、アラブ首長国連邦、南アフリカ、モザンビーク、レソト、オーストラリア、ニュージーランド、そして日本です。

ほとんどの国では水道水をそのまま飲むことができず、基本的にミネラルウォーターを買わなくてはならなかったり、自分でろ過しなくてはならなかったりします。
海外旅行では「この国は水道水が飲めるのかな?」と気になりますよね。飲めないとなると、歯磨きに使う水まで心配になってきます。地元の人が飲んでいるからといっても、体が生活に慣れないうちは、安易に口にはしない方がいいのかもしれません。

世界中の誰もが衛生的で安全な水道水を利用できるようにと、水質改善のために国際的な取り組みも推進されつつあります。しかし世界の多くの人々は、水を得るために大きな負担を強いられているのが現実です。 世界各地の水問題解決への貢献こそ、平和協力国家としての日本の使命であり、私たちもの願いでもあります。「世界中の水を飲める水に!」